2009年8月12日水曜日

中小企業診断士養成課程に魅かれる

怒涛の1次試験が終わり、少しだけリラックスした気持ちで2次試験・それ以降の情報を集めていました。

現状では2次試験を受けるつもりではいますが、事例に基づく演習・企業実習を数多くこなせる診断士養成課程にも強い魅力を感じています。

診断士の資格が取得できたとして、直ぐに中小企業の力となる実力が今の自分にあるだろうか。そう考えると少し不安なんです。
いままでIT関連一筋で活動してきたため、正式な診断士となる前に多くの生のケースに触れておきたいという思いが強くあります。

もちろん、試験勉強が嫌だというわけでは無いです。
2次で問われる能力「限られた時間の中で問題の本質を見抜き、自分の言葉で問題点・改善案を指摘する」は診断士として重要ですから。

あとは1次試験でも経験した事ですが「年一回の試験は怖い」というのもあります。
どれだけ自分で勉強したと思っていても、本番の問題が自分と合わなかったり、苦手分野に限って難易度が上がっていたりすると本当に大変ですもんね。

何としても診断士になって生涯の仕事としたい。
嫁さんとも相談しないとなあ。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

こんにちは。
はじめてお伺い致します。simと申します。

養成課程に魅かれるkazさんのお考えに私も同感で、
コメントを投稿させて頂きます。よろしくお願いいたします。

養成課程を選択した場合の負担は、①1年間の学費とその期間の収入分を費用として計上する必要がある点、②スキルの習得自体は個人の素養と、努力、執念等にかかっている不透明さ、があります。

一方惹かれる点として、①得体のしれない2次試験に対面する精神的な負担から解き放たれること、②効率的なスキル習得へのプログラムがあること、③MBAホルダーにもなれること、④同じ目的をもった優秀な方たちとの交流が図れること、があります。

以上のような要素を比較すると、私個人は養成課程側に進みたい気満々になるですが、その負担の軽減は家族への負担移転によって得られるものである点に、強くジレンマを感じています。

中身のある診断士になれるのであれば、
将来にわたって家族への負担軽減に貢献できるのではないかとも思うのですが、これは現実逃避なのでしょうか。。。

私も、嫁さんとも相談しないとなあ。。。

また寄らせてください。

ありがとうございます。

kaz さんのコメント...

kazです。

simさん。コメントありがとうございます。
簡単ながら自分の考えを記します。

負担に関してですが
①自分は診断士資格取得後、経営コンサルとしての活動に力をいれる予定ですので、学費やその期間の収入は「初期投資」として割り切るつもりです。将来のため、自分に投資する。
②に関しては、今までと違った道を行く決断をするわけですから、強い情熱を持って学べると信じています。

惹かれる点
①精神的負担。確かにコレ、大きいですよね。自分の場合、1次試験に関しては「運が良かった」というのがありますので本当にそう思います。年1回の試験でどんな問題がでるのか、最適な環境で受験できるのか、色々な不安要素がありますよね。正直、怖いです。
②養成課程は大学院によって色々な科目がありますから、勉強好きな人には堪らないですよね。
③ざっと調べましたが、法政、名古屋商科、兵庫県立などで養成課程+MBAがとれるみたいですね。授業料はそれなりに高そうですが。
④多様なバックグラウンドを持った人が集まりますから、学ぶべきことが多いと思われます。自分は現在、社会人向け大学院に通っていますが、職業や年齢は本当にバラバラですね。ちなみに平均年齢は40代前半です。

養成課程、魅力ですよねえ。

先輩診断士 さんのコメント...

8年目独立診断士です。
養成過程も悪くありませんが、
業界内では大学校組として一段低く見られます。
楽をしたという負い目もありますので、
診断士自身も自信が持てないようです。
本県では、飯が食える診断士は全員試験組です。
大学校組で独立して飯が食える診断士は今のところいません。
確実だからと安易に考えるのは危険かもしれません。

kaz さんのコメント...

先輩診断士さん、コメントありがとうございます。

業界内部のことがさっぱりわからない状況ですので、現場からの生の声はたいへん参考になります。試験組、大学校組ですか。診断士となってからは同じ立場で実力・経験重視の世界だと思っていましたが色々な事情があるみたいですね。

「確実だからと安易に考えるのは危険」。これは肝に銘じておきます。

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