2010年5月10日月曜日

ロハスフェスタin東京 に行ってきた

天気の良い日曜日。家にいるのはもったいない。家族で出かけよう!ということに。
候補を募ると息子から提案が。
「ロハスのイベントに行きたい!どこかの公園でやってるって!ネットで調べて!」

またネットで調べて攻撃かよ… それにしても小学生がロハスとな。
理由を聞いてみると
「テレビでやってた!美味しそうな食べ物屋さんがあるよ!」
結局、食い物かよ… まあいいけど。

ということで「ロハスフェスタin東京」に行ってきました。場所は練馬区の光が丘公園。大江戸線光が丘公園駅前から公園まで、とても奇麗な街並みで驚きました。石畳に差し込む木漏れ日がやたらと気持ち良い。

到着時刻は午後2時過ぎ。お腹も減っているので、早速お昼を食べることに。
何がお勧めなのか、息子に聞いてみる。

「テレビで見た美味そうなお店ってどれ?何の食べ物?」
「うん!忘れた!」

忘れんなよ… お前の食い気に誘われてきたのに… まあいいけど。

息子はオムライス、嫁さんはピタサンド、自分は富士宮やきそばを買うことに。
どれも並ぶ必要があるので、それぞれが買い終わったら集合することにした。

自分が並んだ富士宮やきそば。
前に5人くらいしかいないのに、やたらと待たされる。
おかしい。移動屋台風自動車の厨房を見てみると、焼きそばは焼き上がっているのだ。後は皿に盛って、青海苔と紅ショウガ乗せて出すだけだと思うのだが。
盛り役のお姉さんを観察すると、盛らないでキャベツを刻んでいる。す、凄いマイペースだ。そば焼けてるんだし、なにより客が並んでるんだから、まず客を捌けよ!仕込みは後にしろよ!

汚れた皿を持って息子がやってきた。 「遅すぎるんだけど。」
待ちきれず、もう食い終わったらしい。 ご、ごめんよ。

やっと受け取れた焼きそばを息子と食していると、嫁さんも帰ってきて合流。
「ちょっと!すごい待たされたんだけどピタサンド!」

俺に怒るのはやめてほしいのだが。

「お客さんがたくさんならんでるのにさ、すっっごい作るのが遅いの!鉄板が大きくてさ!一度にたくさん作れるスペースがあるのにさ!一人分づつしか作らないの!肉とか野菜とかこんな小さくてさ!チマチマチマチマ本当に何やってんの?なんなの?本当に『早くして!』って言おうかと思ったよ、もう!」

怒りを鎮めようと息子が嫁さんをなだめる。
「ロハスなんだから怒らないの。」

その「ロハス」の言葉の使い方は正しいのか?と突っ込みを入れたくなったが
確かに怒ると健康に良くないし、心穏やかに生きるがロハスなのかもしれない。
(スローライフとロハスの親和性が高いことが理解できた。)

そう考えると、やきそば屋やピタサンド屋のマイペースな調理はロハス文化に適合しており、自分や嫁さんの、待たされてイライラすることが既にロハスから外れているのだ。

この文化的ギャップを埋めることができれば、ロハスはもっとビジネスになるのだろう。

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