2011年10月29日土曜日

町会活動でお年寄りと行動を共にして

最近はブログもめっきり書かなくなってしまったので、リハビリがてらに思いつくまま文書をタラタラと書いてみます。

とある事情により、今年から近隣地位の自治会役員として活動をしています。どんな事情かと言うと、ぶっちゃけ順番が回ってきたということ。交代制なんです。

月に1度、平日夜に複数の自治会役員が集まる会合があったり、区のイベントに参加要請があったりと、何かと時間を取られるわけですが、「面倒くせえ」と思わずに「地域のため、自分の子供達のため」と思えば苦になりません。むしろ活動を通じて様々な気付きがあります。

さて先日は駅前の「放置自転車追放キャンペーン」に参加してきました。「各自治会から5名程度の参加者を出してほしい」と要望がありました。しかしイベントの時間が平日昼の10時-11時なので、サラリーマンは参加できません。皆さんボランティアなので強要はできません。仕方のないことです。私の自治会からは自営業である私1人だけ参加です。

で、駅前に集合

開始10分前に駅前の集合場所につくと、区の職員さん以外は見事に白髪、あるいは髪毛の薄い方、要するにお年寄りばかりです。70歳~90歳がほとんどですね。自治会連合会の会合でも「若返りを図るにはどうしたらいいか」という議論が良く起こりますが、これは切実な問題だと思われます。

そんな中に30歳台の自分がポツリといるので、色々なおじさま・おばさま方が話しかけてきてくれます。「あら、若い人がいるわね。珍しい。オホホ」「どうもお疲れ様です。どこの自治会の方ですか?」などなど。ストレートな交流です。

ふと周りを見ると、その景色に違和感を覚えました。なんだろうと考えてみる。わかった。それは「時間をもてあました時に携帯電話をいじる人が誰もいない」ということ。

いや、むしろそれが普通なんでしょうけど。僕らの世代、それ以下の世代が行政イベントに駆りだされ、複数の見ず知らずの人達で集まったら、間違いなくほとんどの参加者が携帯カチカチいじりだしますよ。

でも、お年寄り世代はそれがない。知らない人同士でもその場で交流が始まる。「今日は晴れて良かったですねえ」「少し寒くなってきましたねえ」とかなんとか。

携帯カチカチ世代はその場での交流がない。面識ない人といきなり話すのは苦手、苦痛と感じる人が多い。でも携帯の向こう側はソーシャルネットワークサービスを利用している。

自分も普段からWEBでコミュニケーションだの繋がりだの色々な情報をキャッチ亜アップしようとしているけど、目の前の先輩方を見て色々と考えさせられた。地域とのつながり、人とのつながり、コミュニケーション。

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