2009年9月23日水曜日

頭の中ではわかっている

シルバーウィーク前の話になりますが、修士論文の研究計画書を教授に見せて色々と駄目出しを頂いた。その内容が診断士2次試験と通じるところがたくさんあるので記録しておく。
  • その研究をすることで、どんないいことがあって、誰が喜ぶのか。ターゲットを明確にするべし。
  • 「研究を行う背景」が背景になっていない。その後の文章と繋がっていない。
  • 話が飛躍するので読んでいて混乱する。A→B→Cとなるところが、A→Cと書かれている。
  • 話が抽象的すぎる。方法論は具体的に書くべき。インタビューするのはわかった。では、誰に、どんな切り口でインタビューするの?
  • 言い回しがくどい。頼りない。自分の研究なんだから、主張すべきところは強く主張して良い。
  • 他にもたくさん
突っ込まれた内容にたいして、一生懸命に口頭で説明していく。

自分「そこは、これこれこういう理由で~ 汗」
教授「なら、その理由も追加して書いて下さい。」

頭の中ではわかっているんです。でも、今はまだ上手く表現できないんです。
修行が足りんな。

と、ここで終わらせては進歩がないのよね。なぜ自分の文章が相手に伝わらないのかを考えないといけない。
  • 今書いている研究計画書はそもそも何のために書くものなのか、理解しているか
  • 読み手は何を期待して読むのか、理解しているか
  • 読みやすい文章が身についていない。文章のテンポが悪いと読んでいてイライラするし、何が言いたいのか頭に入らないよね。
  • 因果関係をいうものを理解できていない。理由が理由になっていない。一般論を理由にしている。答えが書いてあるだけで納得できる説明が足りない、根拠となるデータを示していない。
  • 「読み手の視点」の前に、書き手である自分の中で書きたいことが明確でない。
最後の項目を書いていて怖くなってきたぞ・・・

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