2011年1月19日水曜日

過去最低の大学生内定率!どうなる日本

恐ろしいニュースです

新聞を見て朝から驚きました。今年春に卒業予定の大学・短大生の就職内定率が、1996年以降で最低になったようです。大学生は68.8%、短大生は45.3%とのこと。

大学生の約3人に1人、短大生は約2人に1人は、卒業しても正規社員として働く口が無い。これから先も正規雇用されるかどうかわからないという非常に辛い状況。

大手企業と異なり中小企業は人材不足、という話も聞きますが、大学入試の受験戦争を経て就職するのだから、できれば有名企業に行きたい!と思うのは、まあごく普通の思考なんでしょうけどね。そうもいっていれられないのが現状。本当に食うのに困ればなりふり構わず働くしかないのでしょうけれど、今の時代は親と同居している学生さんが多そうです。親と同居なら、仕事なくても生きてはいけますからね。でも、食うに困らなくても未来が見えないことで精神的に辛くなることは間違いない。

悪循環

仕事が無ければ、お金が手に入らない。お金が無いから、お金を使わないようにするしかない。物が売れない時代になる。生活基盤がないため結婚もできない、出生率も下がる。年金を受ける人は増えるのに、払う人は少ない、かつ払う人の収入が無い。

学生のことを「超氷河期で大変ね」なんて他人事のように言ってる余裕は、僕たちにも無いのだ。

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