エンジニアにとって2月から3月の切り替わりと言えば、うるう年問題。
うるう年問題が何かと問われれば
プログラムの日付に関する計算処理でミスをやらかす、ということです。
例えば、あるはずの2月29日を無いものとしてしまったり、逆に無いはずの2月29日をあるものとしてしまったり。
それにより、システムに色々と副作用が起こるわけです。
2000年問題も然り。
ということで、世間のどこかで問題が出てやしないかと、他人事ながら気になったりします。
システム系エンジニアは特に日付関係のテストを入念に行いますから、信じられない話ですよね。
でも過去に色々な問題が起きているんです。例えば
大変ですね。
怖いですね。
で、twitterで色々と情報収集していたら、PS3でうるう問題が発生しているみたい。
時刻が過去に戻る程度ならいいけどさ
- ゲームが起動しないとか
- データ紛失したとか
- オフラインでも発症するとか
ゲーム機として致命的なレベルですよね
こんな基本的なこと(うるう年処理)でミスが起こるものなのだろうか。
だって天下のソニー様ですよ。
テストしないはずが無いんだけどなあ。
↑の情報によると
The reason this is happening is because the system clock on old models is trying to switch to leap year 02/29/2010. This than corrupts files on the HDD when the OS switches to 12/31/1999 on default as the OS does not have 02/29/2010 as a viable date to switch to.
ざっくり訳すと
問題は旧モデルのシステム時刻が2010年2月29日に切り替わる時に発生するんだ。2010年2月29日は有効な時刻ではないので、OSにとってデフォルトの1999年12月31日に切り替わるんだけど、その時にHDDのファイルが壊れちゃう。
って感じかしら。
(うるう年は英語でleap yearなので、海外の情報が欲しい人は "ps3" "leap year" "bug" あたりで検索するといいかも。)
こういう時は勝手な情報が飛び交うから(自分も一役買ってるんだろうけど)、一番いいのは正式なコメントが出るまで、何もしないで静かに待ってること。
トラブルが起きた。それはもう、変えようのない事実。
企業としての事後対応が気になります。
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