2010年5月16日日曜日

パパ講座に行ってきた

よく晴れた日曜日。ベビーカーをゴトゴト押して近所の児童館へ行く。パパ講座に参加するためだ。

テーマは「子育てが楽しくなるパパとふれあい遊び&絵本のすすめ」

KindleやiPadのような知名度の高い製品が普及しだして、これから電子書籍市場が大きくなる。ITエンジニアとして活動する自分の仕事として将来的に関係するかもしれない。そのためにも「電子書籍と絵本」について理解を深める良い機会だ。

単に「電子書籍化しました」だけでは、ユーザの付加価値にならない可能性が高い。紙媒体書籍の良さ・特徴を抑えた上で、デジタル化の設計をしないとね。

ということで、今日聞いた話から自分が感じた絵本のポイントを抽出してみる。
  • 見開きで1枚の大きな絵として見せるパターンが多い。
  • 表表紙や裏表紙が内部ストーリーと繋がって描かれるケースがある。
  • 最近は「おしゃべりお話絵本」などもある。ボタンを押すと録音されている音声が流れる仕組みのものだ。例えば汽車の音とか。それが悪いというわけではないが、与えられた音ではなくて、大人の声だったり、文字から自分が想像できることが大切である。
  • 読み手(大人)の生の声が大切な要素である。子供の反応をキャッチして、返してあげる。絵本を通じた関係性の構築が重要なのだ。
  • 大人が同じ音楽を何度も聴いて楽しむように、子供は同じ絵本を何度も読んで楽しむ。
  • 子供は絵をじっくり見て想像力を働かせている。動かない絵が子供たちの頭の中では動いている。
  • キャラクター物の本も多いが、話の対象が子供ではなく、実は大人向けに作られた話も多い。また、仮面ライダーなど、絵を見ただけで「えい!やあ!」の世界になってしまう。
講座の後半では、実際に子供たちの前で読み聞かせを行ったのだが、子供一人ひとりの反応がユニークで笑ってしまう。

復唱する子。
無言で耳を傾ける子。
話の先を予想して語り出す子。
ジャンプしながら聞いているうちにジャンプに夢中になる子。

笑いながら気がついたけど、一緒に大人も楽しむこと。
これが今日一番の収穫です。

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