週末に子供と近所の親水公園を散歩していた途中、岩で組まれた小さな滝に遭遇した。
それを見つけた子供は嬉しそうに聞いてきた。
「登ってきてもいい?」
もし転んだら怪我をするし服も濡れて困るから止めるよう返事をした。
「えーっ!前にも登ったことあるから平気だよ!それに、登りたいと思わない?」
自分が子供の頃を思い出した。
岩場やらブロック塀やら、大人から見たら危ないと思えるものに大喜びで登ってた。
危ないとか汚れるとか、あの頃はそんなこと考えもせずに。
楽しそう!と思った時には、動き出してたはずだ。
「行ってきていいよ。気をつけてね。」
全て言い終わらないうちに、子供は岩場へ向けて駆け出していた。
怪我をしたり、服を汚したりすることで、学ぶことはたくさんある。(大怪我は困るけど)
失敗の経験から反省が生まれ、自己形成に繋がっていく。
危険を乗り越えるくらいの遊びの方が、達成感や充足感、自分への自信にもなるだろう。
失敗することは、前進なんだ。
色々な経験をさせないことがリスクなんだ。
最初に岩場登りを止めるよう指示したのは、面倒を起こしてくれるなよ、といった気持ちから発せられたものだ。反省しよう。
親としても成長しないと。
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