2010年1月11日月曜日

診断士試験の情報収集

1月9日に開催された502教室キックオフに参加しました。わあわあ!
最初の募集が告知開始から3日で締め切りになり(凄い人気ですね)、しょんぼりしていたところに10名の追加募集が!急いで参加申し込みしたところ、なんとか間に合いました。

運営チーム並びに参加者の皆様、お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
緊張のあまり光の速さで貧乏ゆすり。腰から下が半透明状態になっていたのが自分です。恥ずかしいブログを書いていることは一切喋らず。

昨年の2次試験は「独学」「1次試験合格後から2次学習開始」という情報・準備不足で大きく失敗しました。2010年度はどのように学習するべきか決める必要があります。

キックオフに参加した目的は以下の通り
  • 合格者から2次試験の学習方法を聞き出す
  • 養成課程の方から講義や実習、参加者の情報を聞き出す
  • キックオフの様子から「場」の理論を考える

「合格者から2次試験の学習方法を聞き出す」

「80分の真実」や「ふぞろい」などで2次の勉強方法(総時間、解いた事例数、予備校を利用したかどうか)が統計として記載されています。「これから自分がどのように学習していくべきなのか」に関して、これらのデータは参考になりますが、あくまで静的な情報です。「自分と同じような仕事や家庭環境だった人は、どの時期に、どのように、どれだけの勉強をしたの?」といった堀り下げた疑問に明快な答えを与えてくれるわけではありません。また、データの使い方を間違えては意味がないですし。

「金融機関勤務者の合格率が高いらしいね!よーし!金融機関に転職だ!」

極端な話ですけど。

人によって仕事や家庭などの環境は異りますよね。自分と同じような環境の合格者から体験談を聴くことがベストでしょう。その場で掘り下げた質問もできるし。そのような観点から考えると、502教室キックオフは情報収集の場として大変有意義です。
  • どの勉強会、予備校を利用したのか、内容はどうだったか、参加してどう感じたか
  • 合格者は事例をたくさん解いているが、どのように事例を入手したのか
  • 仕事や家庭の環境を考慮した上で、勉強時間をどのように作り出したか
  • 私が「今年も独学を続ける」と考えているとして、合格者の視点からどう思うか

「養成課程の方から講義や実習、参加者の情報を聞き出す」

養成課程も視野に入れていますがWEBで得られる情報は少ないですよね。現場の人だけが持っている生の情報を入手してきました。
  • WEBサイトでは授業料しか記載されてないけど、実習の費用や交通費など、最終的にはいくらくらいかかるの?
  • 受講生の属性情報(企業派遣か自費か?年齢は?卒業後独立予定者の数は?)
  • 年間の活動内容(実習期間はどのくらい?講義内容は?)
  • 養成課程に来てよかったこと、苦労したこと
  • 養成課程を考えている自分に何かアドバイスがあれば

「キックオフの様子から『場』の理論を考える」

現在通ってる大学院での研究テーマが「ネットワーク社会における組織論」なので、お酒も楽しみつつ現場観察しておりました。コソコソとiPhoneに記録したり紙にメモ取ったりと、挙動不審さ全開で申し訳ありませんでした。

興味深いのは参加者の構成比率です。
「受験生30%」 「筆記合格+養成課程35%」 「診断士35%」

キックオフという名前から、受験生が多いもんだと勝手に想像していました。この比率が良いとか悪いとか、そのような考えは微塵も持っておりません。
なぜこのような比率になったのか、それぞれの「誘因」や「参加者間の繋がり」といった視点から考えてみると面白い。

複数年参加者も多いようですし、502教室は帰属意識の高いコミュニティなんでしょうね。
今年もお世話になります。

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