2009年11月30日月曜日

自己中心的な子育てを反省する

週末に子供と近所の親水公園を散歩していた途中、岩で組まれた小さな滝に遭遇した。

それを見つけた子供は嬉しそうに聞いてきた。
「登ってきてもいい?」
もし転んだら怪我をするし服も濡れて困るから止めるよう返事をした。
「えーっ!前にも登ったことあるから平気だよ!それに、登りたいと思わない?

自分が子供の頃を思い出した。
岩場やらブロック塀やら、大人から見たら危ないと思えるものに大喜びで登ってた。
危ないとか汚れるとか、あの頃はそんなこと考えもせずに。
楽しそう!と思った時には、動き出してたはずだ。

「行ってきていいよ。気をつけてね。」
全て言い終わらないうちに、子供は岩場へ向けて駆け出していた。

怪我をしたり、服を汚したりすることで、学ぶことはたくさんある。(大怪我は困るけど)
失敗の経験から反省が生まれ、自己形成に繋がっていく。
危険を乗り越えるくらいの遊びの方が、達成感や充足感、自分への自信にもなるだろう。
失敗することは、前進なんだ。
色々な経験をさせないことがリスクなんだ。


最初に岩場登りを止めるよう指示したのは、面倒を起こしてくれるなよ、といった気持ちから発せられたものだ。反省しよう。

親としても成長しないと。

2009年11月24日火曜日

君は文具券を知っているか

子供が通う学校のクラス便りに「分度器を用意して下さい」と記載があった。

ぶ、分度器…
久しぶりすぎて存在すら忘れかけていたよ。
ごめんよ分度器。


時間は既に夕方4時を過ぎており、日も暮れてきた。子供一人で買い物に行かせるには不安がある。
ということで商店街の文房具屋まで一緒に行くことに。

自宅を出る前に嫁さんから文具券なるものを渡された。

ぶ、文具券…
久しぶりというか存在そのものを知らなかったよ。
ごめんよ文具券。


頼もしい金券を手にして、文房具屋に到着すると、「本日全品20%セール」の文字が。ひゃっほう!ついてるぜ!

20%OFF+金券1000円分がある、ということで、強気の買い物モードです。本来買う予定ではなかった練り消しやら自由帳も買うことに。

意気揚々とレジに向かって清算です。
支払はもちろん文具券。


するとレジのお兄さんが
「本日、文具券は使えないんですよ」

( ゚д゚) ・・・ ぇ?

「本日は20%OFFの日なので、文具券は使えないんです」

(;゚д゚) て、定価でいいので、文具券を使いたいのですが

「すいませんが、それもできないんです」

どうしようもないので、現金で支払って店を出た。

現金を持ってる大人(自分)がいてよかった。文具券を持たせて子供一人で買い物に来させていたら、悲しい思いをさせるところだった。

文房具屋で使えない文具券に何の価値があるのか。

2009年11月19日木曜日

ネットワークトラブルで仕事にならない

自宅でPC作業中に突然ネットワークがつながらなくなった。色々と調べてみたが、どうもプロバイダと自宅ルータ間の通信が上手く行っていないらしい。仕事が進まないので思い切って中断。ルータの電源を引っこ抜いたまま外出することにした。

夜になり外出先から帰宅。流石に復旧しているだろうと思いルータに電源を入れるも繋がらない。

仕方がないのでプロバイダに問い合わせてみようと決心するが、プロバイダの連絡先がわからん。調べたいがPCが使えない。不便だなあ。iPhone経由でgoogle検索し、連絡先をなんとか入手。んじゃ電話するかと自宅の電話機を手にするが全くの無反応。そうです。IP電話なのです。

iPhoneからプロバイダに電話するが話し中で繋がらず。ということは自分以外にも困っている人がいるということか。電話をかけると、「少々お待ち下さい」と自動音声が流れる。さんざん待たされた揚句、「急ぎの方は要件を書いてFAXを送ってね。後で連絡するわね」と自動音声が流れて勝手に切れるシステム。なんて素敵。

インターネットFAX送るにもネットがつながらないんだぜ・・・
切れたいのは俺の方だぜ・・・ 

頑張ってサポートに電話する。待たされる。FAX送れで切られる。これを何度か繰り返す。
今までと違う自動音声が流れたのでやっと繋がるのか!と思いきや
「本日の営業は終了いたしております~」

こ、このやろう・・・
どうしようもないので寝る。

次の日の朝には何事もなかったかのようにネットが繋がったのだが、また同じような目に会うのは避けたい。ネットに頼った仕事のあり方を考え直さないといけないなあ。

2009年11月13日金曜日

出産報告

先日、2人目の子供が生まれました。
母子ともに健康です。自分の立ち会いも2回目なので、前回よりも余裕を持ってサポートすることができました。
家族や友人、仕事関係の人、みんなに感謝。

予定日は11月1日でした。診断士の2次試験は10月25日。
予定日よりも少し早く生まれると試験日と重なることになります。
その場合、「診断士受験は来年にお預け」と決めていましたが、それでも勉強する以上は受験したいよね。ということで試験日直前は違った意味でソワソワしていました。
2次試験前日に「まだ生まれるなよー もう少し待ってねー」と大きなお腹に声をかけたりしていたことが懐かしい。

結果はわかりませんが、予定通り試験を受けることができてラッキーだった。
赤ちゃんも診断士試験に協力してくれてたんですね。

ありがとう。

2009年11月1日日曜日

ざっくり再現 事例4 その3

昨日のエントリーに引き続き、本日も事例4になります。
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第3問(配点20点)
 D社では、売上高と利益の関係を把握するため、経常利益ベースでの損益分岐点分析によるシミュレーションを開始した。平成20年度の売上原価に占める固定費は1,598百万円である。推計によると、平成21年度に景気が減速した場合、20%程度の売上高減少が見込まれることがわかった。
 また、本社(土地及び建物)を売却しない場合の平成21年度の国定費および営業外損益は平成20年度と同額とする。
 なお、金利を8%とし、販売費及び一般管理費、営業外損益はすべて固定費とする。

(設問1)
 D社の平成20年度の損益分岐点売上高を求め、(a)欄に記入せよ。
 また、本社を売却しない場合について、平成21年度の売上高が平成20年度より20%減少したときに予想される経常利益を求め、(b)欄に記入せよ。
 なお、計算結果は百万円単位で解答し、百万円未満を四捨五入すること。


「経常利益ベースでの損益分岐点分析」が何なのかよくからないまま問題を読み進める。すると問題文に「販売費及び一般管理費、営業外損益はすべて固定費」と記載があり、ヒラメキが起きた。
売上高=変動費+固定費+利益 だから
  • 売上高=売上原価+販売費・一般管理費+営業外収益-営業外費用+経常利益
ってことか。なんか違うな。いや、いいのか?ああ、でも時間が残り20分切ってる!やるしかない!変動費と固定費が算出できたけど、損益分岐点ってどうやって算出したっけ!?こ、これがパニックというやつか!落ち着け… 落ち着くんだ… 素数を数えて落ち着くんだ… 素数は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字… わたしに勇気を与えてくれる… 2·3·5·7·11·13·17·19… 次なんだっけ ぎゃああああ!


(設問2)
 本社を売却した場合の平成21年度の損益分岐点売上高を求め、(a)欄に記入せよ(計算結果は百万円単位で解答し、百万円未満を四捨五入すること)。
 また、この結果、営業レバレッジがどのように変化し、その変化がD社の業績にどのような影響を与えるかを、財務・会計の観点から100字以内で(b)欄に説明せよ。

与件文に売却した時の条件が色々と書いてあったな。オフィスの賃借料って販売管理費でいいのか?金利の8%って、短期・長期借入金の合計に掛ければいいのか?困ったなー

「営業レバレッジ」が何かさっぱりわからない。とりあえず何か書いて部分点を狙わないと。それっぽいことを書くだけ書け!
  • 固定資産の売却、借入金の返済により、総資産と支払利息額が縮小する。これにより営業レバレッジの値が大きくなり、D社の業績も改善される。
適当この上ない。


第4問(配点20点)
 D社は、Y社への売り上げは円建てで支払いを受けているが、海外に輸出する自社製品の支払いは上期末と下期末の2回に分けて米ドルで受け取っている。この為替リスクをヘッジするため、D社は、通常、各半期の期首に予想売上高分の為替予約を行っている。平成21年度上期分は1ドル100円で500万ドルの為替予約(ドルの売り建て)を行った。

(設問1)
 平成21年度の上期の売上高は、予想を下回り430万ドルであった。上期末の為替のスポットレートは102円であった。この場合の為替による損益を求めよ(単位:万円)。

残り時間10分切ってるううう!やべええええええ!
5,000,000ドル×100円=500,000,000円 そして
4,300,000ドル×102円=438,600,000円 これの差分は 61,400,000円
答えは6140万円の損?ええー!何か違うだろコレ、為替による損益になってねーよ


(設問2)
 D社では、オプションを用いて為替リスクをヘッジすることも検討している。1ドル100円で決済するためには、どのようなオプションを用いるべきか、50字以内で(a)欄に説明せよ。
 また、オプションを用いた場合の長所と短所を100字以内で(b)欄に説明せよ。

あと5分だあああ!うひょおおおお!
設問1の流れで現在上期末のレートが102円って前提なのかな?「1ドル100円で決済する」ってどういう意味なんだろ。100円で確定ではなくて、損が出る時は100円で決済して、損が出ないときは権利放棄って意味なのか?もっと勉強しておけばよかったなあ
  • (a)ドルのプットを1ドル100円で買う
  • (b)長所は、為替変動による損失を防ぐことができる。短所は、オプションプレミアム分の損失が発生することである。
たいしたことが書けない。2行余ったが時間が無いのでどうしようもない。

間もなく終了の合図


しばらく白目をむいた たれぱんだ状態が続いた。

2009年10月31日土曜日

ざっくり再現 事例4 その2

昨日のエントリーに引き続き、本日も事例4になります。

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第1問(配点40点)
 D社の平成20年度の財務諸表を用いて経営分析を行い、この企業の財務上の長所・短所のうち重要と思われるものを3つ取り上げ、その各々について、長所・短所の根拠を最も的確に示す経営指標を1つだけあげて、その名称を(a)欄に示し、経営指標値を計算(小数第3位を四捨五入すること)して(b)欄に示した上で、その長所・短所が生じた原因をD社のこれまでの経営状況に照らして(c)欄に60字以内で説明せよ。

売上高営業利益率 8.48%
長所は、同業他社と比べて収益性が高い点である。原因は、高い技術力、高品質に定評があること、アジア諸国の売上増加である。

有形固定資産回転率 2.65回
短所は、同業他社と比べて有形固定資産の効率性が低い点である。原因は、中古不動産の買い増し、本社社屋の老朽化である。

負債比率 74.08%
短所は、同業他社と比べて負債比率が高く、安全性が低い点である。原因は、借入金に依存した財務体質である。

考え:
財務諸表を分析する前に、1ページしかない与件文を探る。まず、原因ありき。
  • 「日本製の高品質・高機能が消費者に支持」「アジア諸国でも順調に売り上げを伸ばしている」「中古不動産を買い増し」「本社社屋の一部は老朽化」
たいした情報が見つからない。

同業他社と比較する視点からB/Sを見てみる。
現金・預金はある。売上債権はあまり変わらず。棚卸資産は少ない。土地と建物・機械装置は差が大きいので、必ず使おう。負債の差が大きいのでこれも使えそうだ。P/L見ても利息払いのせいで営業外費用が大きくなってるな。よしよし。純資産はあまり変わらず。

P/Lを見てみる。パッと見てわかるのは、営業外費用が大きいことと、特別利益、特別損失が無いことくらい。あとは計算結果を比較しないとわからなそうだ。

ここまでの情報を元に、「収益性」「効率性」「安全性」の切り口から解答を考える。

売上は好調っぽいので、収益性の高さが長所だな。「売上高総利益率」「売上高営業利益率」「売上高経常利益率」あたりをザッと計算して、同業他社と一番差が大きい「売上高営業利益率」を解答とした。

効率性ということで、定番の「売上債権回転率」「棚卸資産回転率」を算出してみた。同業他社とそれほど差がない。なので「有形固定資産回転率」で決まり。

安全性に指標を何にするかでかなり迷った。原因は、借入金が高く安全性が低い、支払利息で収益性を圧迫していることだ。当座比率は支払い能力を指摘したい時に使うので違う。固定比率の値は悪いけど、借入金の指摘には弱い。自己資本比率の値も悪いけど、純資本の値そのものは同業他社とあまり変わらない。なのでストレートに借入金や利払いを指摘する負債比率に決定した。

ここタイミングで時計をみると16時20分。時間かけすぎたか?あと40分しかない。このペースだと全部は解けないだろこれ。どうしようどうしよう。とにかくやるしかない。

第2問(配点20点)
 近年の経済のグローバル化に伴って経営環境は不確実性を増している。D社の平成20年度の期首の投下総資本は4,907百万円であり、それに対する平成20年度の総資本営業利益率は9.7%であった。平成21年度の総資本営業利益率は前年並みになるか、もしくは景気が減速すれば-2.5%になると予想され、それぞれの状況が生起する確率は1/2と想定される。負債の平均資本コスト(負債総額に占める利益の割合)を4.9%とし、支払利息以外の営業外損益および特別損益はゼロと仮定して、次の設問に答えよ。

(設問1)
 本社(土地及び建物)を売却しない場合、平成21年度の税引前自己資本利益率の期待値を求めよ(計算結果は%で解答し、小数第3位を四捨五入すること)。

ちくしょー!日本語がわかりにくいんだよ!条件を箇条書きにしてくれよ!
景気が減速すると-2.5%になるから9.7%-2.5%で7.2%ね。フムフム…

(7.2%ではなくて、-2.5%をそのまま使うみたいですね。問題を読み間違えたことに気付かず、これ以降は1点にもならない無駄な時間を過ごすこととなりました。お疲れ様です。)

(設問2)
 本社(土地及び建物)を売却した場合、18億円のキャッシュフローが得られる。これを全額負債の返済に充当することを検討している。この場合、景気変動による税引前自己資本利益率のバラツキがどのように変化するかを100字以内で説明せよ。

自己資本利益率を分解した式を思い出した。

自己資本利益率 = (純利益/売上高) * (売上高/総資産) * (総資産/自己資本)

お、思い出しただけさ。。。
こいつを使いこなすだけの思考は持ち合わせちゃいないんだぜ・・・

とにかく、考えてみる。
  • 土地売却と負債返済により、固定費が減る。負債も減る。総資産も減る。
  • 負債が減るということは営業外損益が減るので純利益は改善される。
  • 売上高そのものは景気変動により変化する。影響を受ける純利益も変化する。
  • 総資産は固定費減、負債減により小さくなる。
  • 自己資本は変わらない。
結局、バラツキはどーなるんだよ!(逆切れ

やはり期待値の偏差とか計算して解答を書くべきなのか?でも、もう時間が無いぞ。とにかく何か書かないと!

最終的には
  • 借入金返済により利息支払いが減るので、返済前より利益が増えるようになる。
  • 自己資本そのものは変わらない。
  • よって税引前自己資本利益率のバラツキは拡大する。
こんな感じで、めちゃくちゃなことを書いた気がする。景気変動関係ないし。

(続く)

===
後日談:
負債比率の計算方法を(負債/総資産)と間違って憶えていました。(負債/自己資本)だったようですね。有形固定資産回転率の計算でも、「その他有形固定資産」を加算し忘れました。頼みの綱の経営分析でもミス連発です。。。

2009年10月30日金曜日

ざっくり再現 事例4 その1

昨日のエントリーに引き続き、本日は事例4になります。

事例1~3は試験終了までに多少の時間が余ったので、問題用紙に自分がどんな解答をしたのか簡単なメモを残すことができました。しかし、事例4に限っては時間が足りず、十分なメモを残すことができませんでした。

そのため趣向を変えて、自分がパニックになった様子をざっくり再現してみようかと。
何の役に立つかわかりませんが、記録を残しておきます。

===


最後の事例4が始まろうとしている。

事例1~3は過去問を中心に勉強した成果が出たのか、自分なりに良い感触を掴んでいた。ここまで大きく外した事例は無いと思われる。タイムマネジメントも上手く行ってる。事例4もオーソドックスな問題が出れば、なんとか60点キープできるかも!

問題用紙と解答用紙が配られた。解答用紙が少し透けてみえる。第1問目は例年通り、問題のある経営指標を3つ選ばせ、指標名、指標値、原因を書かせる問題のようだ。よーしよしよしよし!特訓の成果が出せそうだ!後は定番の情報関連の問題と、キャッシュフロー計算、CVP分析、DCF法で基本的な問題が出れば、もしかしていけるんじゃないの?気合入ってきたぞ!

短くベルが鳴り、試験監督から「始めてください」と合図がある。
勢いよく問題用紙をめくる受験生たち。

事例文は過去問と同じく1ページのみ。財務諸表を見てみよう。自社と同業他社を比較するパターンだ。B/SとP/Lの他には別表で減価償却累計額と従業員数があるのみ。かなりシンプルな問題なんじゃねーのコレ。

突然、教室のドアが開き、試験官が飛び込んできた。
「問題文に訂正があります。」
おいおい、何だよ、
「5ページの第3問の5行目、「国定費」とあるのは「固定費」の間違いです。繰り返します・・・」
どんな間違いだよ。問題作成は秘密主義が原則だから、チェックする機能って組み込まれてないのか?なんて余計なことを考えてる場合じゃなかった。問題に戻ろう。

第1問は経営分析だな。フンフン。
む、ちょっと待てよ。「長所・短所のうち重要なもの」と書いてあるぞ。定番通りかと思ったら、少し捻ってきたよ。長所も探すとなると時間がかかりそうだな。配点は40点!高いな。でも経営分析さえバッチリ押さえれば足切りにならないということね。次を見てみよう。

第2問、問題文が長いよ!ごちゃごちゃ数字が書いてあって、わかりにくそうだ。
「期首の投下総資本」「総資本営業利益率」「負債の平均資本コスト」
なんだか聞きなれない用語が並ぶ。
設問1は「税引き前自己資本利益率の期待値を求めよ」とある。計算間違えなければ、なんとかなるかも。
設問2は「景気変動による税引き前自己資本利益率のバラツキがどのように変化するか100文字以内で説明せよ」とある。
バラツキが変化?なんだこれ。設問1で期待値を出すから、設問2では偏差を使えってことか?解答は「XXな理由から、バラツキは収束(または拡散)する」とでも書けばいいのか?よくわかんねーなコレ。

第3問は、CVP分析だ。どれどれ。
設問1の「経常利益ベースの損益分岐点」って何だ?過去問で定番だった「売上高=売上高*変動費率+固定費+営業利益」の方程式を解かせる問題とは少し違うみたいだ。
設問2「営業レバレッジ」って何だ?借入金をテコにする財務レバレッジとは違うよな。どういう意味だ?営業をテコにする?全然わかんねー。捨て問なのかな。

第4問の設問1、為替予約だとう!スピテキの最後の方にあったやつか!ちゃんと勉強しておけばよかったああああ!設問2はオプション。プットの図式しか憶えてねーよ・・・

うわー!もう問題終わりかよ!部分点が狙える情報に関する問題がないよ!
今回の事例4で部分点が狙える記述問題ってあるか?オプションの説明くらいだ。経営分析で40点が取れたとしても、計算問題を間違えたら60点いかないだろコレ。

だ、大ピンチじゃん・・・

(続く)

2009年10月29日木曜日

ざっくり再現 事例3

昨日のエントリーに引き続き、本日は事例3になります。

第1問(配点10点)
 低迷する木製家具業界にあって、C社は安定的な業績を維持している。その考えられる理由を120字以内で述べよ。

考え:
環境分析能力を問う問題。強みと機会に注目する。
  • 消費者に対する提案型営業で売り上げ好調なインテリア用品・生活用品を扱う小売店が販売先の80%を占めること
  • 消費者ニーズに対応した企画から品質の高い製品製造までを一貫して行う生産体制があること

第2問(配点40点)
 C社では、経営上大きな問題となっている過大な製品在庫および製品の欠品について改善を検討している。次の設問に答えよ。

(設問1)
 過大な製品在庫と製品の欠品が生じている理由を100字以内で述べよ。

考え:
問題分析能力が問われている。「過大な製品在庫と製品の欠品が生じている。それはなぜか」を探っていけばよい。
  • 生産計画の立案・管理が甘い
  • ロット数を現場が決めている。月予測販売数を考慮していない

(設問2)
 製品在庫問題を解決するために、生産面で必要な対策を120字以内で述べよ。

考え:
改善提案能力が問われている。「製品在庫問題が起きている。それはなぜか」と原因を考えた後で、「するとどうすればよいか」を考えればよい。
製品在庫問題の原因を与件から探すと
  • 翌月の販売予想数量を参考に、翌月の生産品目、生産順が決められている
  • 生産計画作成後の営業部門との定期的な情報交換は行われていない
  • 生産ロットサイズは部品機械加工工程の稼働率を優先して決定している。月販売予測数量は考慮していない
  • 作業指示は着手日を計画して指示するのみ。
これらを改善すればよい。
  • 生産品目、生産順は翌月の販売予想数量だけで決めない。
  • 生産計画作成後も営業部門と頻繁に情報交換を行う
  • 製版会議、生産計画を考慮してロットサイズを決める
  • 着手日だけでなく完了日も設定するなど、生産計画を管理する

第3問(配点40点)
 C社では、大手インテリア用品小売チェーンからOEM製品の取引要請があり、共同で製品化を進めようとしている。

 (設問1)
 大手インテリア用品小売チェーンとのOEM製品取引は、C社にとってどのようなメリットがあるのかについて80字以内で述べよ。

考え:
80字と文字数が少ないので解答の記述には注意しよう。一般的知識からOEM受託側のメリットを書くのではなく、与件に注目しよう。すると
  • 先方から製品アイデアの提供を受けて
  • 近年の低迷する木製家具業界にあって
を見つけることができる。これをOEM受託の視点で素直にまとめてみた
  • 製品アイデアの提供を受けることができ、製品開発・製造に注力できる。
  • 木製家具業界の業績が低迷する中、OEM受託により受注、売上が安定する。

(設問2)
 C社のOEM事業推進において考えられる課題とその対応策について120字以内で述べよ。

考え:
解答の書き方は「課題は~である。対応策は~である。」で行こう。
課題とは、将来的に発生する問題点である。
まず、「OEMを受託し、事業を進める。するとどうなるか」という思考で影響分析する。ここで浮かんだ問題点を課題として記述すればよい。
その次に、「すると、どうすればよいか」を考え、対応策として記述しよう。

現状を把握しておく
  • C社も自社ブランド製品を積極的に開発している
  • 営業部門と製造部門の連携が不十分
  • 製造体制が混乱している。過大な製品在庫、欠品問題は経営課題。
  • 見込み生産方式である。
OEM受託に対して考慮する点
  • 経営資源を割り当てる必要がある。
  • 自社ブランドの育成に影響がでる
  • 製造体制が更に混乱するのではないか
  • 欠品によりOEM契約が解除される確率は不明
  • 受注生産で一括納品である。従来と異なる。
  • 受注後の納期の解答が求められる。
ここから考えられる課題は
  • 自社ブランド製品の開発力が落ちる
  • 生産工程において、生産の不安定さが増す
これに対する改善策は
  • 自社ブランド開発とOEM受託の両方に対応した社内体制の再構築
  • 生産に関する情報・計画の厳格な管理

第4問(配点10点)
 C社の自社製品は見込生産であり、現在製品化を進めようとしているOEM製品は受注生産で対応する予定である。C社の見込生産と受注生産の違いを、重視すべき情報と管理ポイントの視点から80字以内で述べよ

考え:
かなり迷った問題である。
まず、考えの方向性を決める。
  • 「C社の」と記載があることから、一般論ではなく与件からの引用が必要になるのだろう。与件から該当箇所を拾い出して、違いを抽出しよう。
  • 違いを抽出するためには、必要な情報と、その情報をのように管理すべきか、を考えよう。
与件から、見込み生産と受注生産に関する箇所を拾い上げる
見込み生産:
  • 小売店からの注文に関しては、その当日に製品を出荷する
  • 部品機械加工の一部と販売数量の少ない製品によっては完成品までを外注工場に依存
  • 生産体制には色々と問題あり
受注生産: (最終段落に記載がある)
  • 受注生産で一括納品する方向であり
  • 受注後の納期回答が求められる
以上のことから、
  • 見込み生産に必要な情報は、在庫情報、社内の生産情報、外注の生産・管理情報である。管理のポイントは過剰在庫、欠品を出さないように定期的、かつ厳密に生産計画を管理すること
  • 受注生産に必要な情報は、受注情報、納期に関する生産日程情報であり、管理のポイントは、生産現場と情報を密にすること、生産工程での遅れを出さないこと
これを80字でまとめた。
  • 見込み生産は在庫情報と社内・外注の生産・管理情報を重視し、生産計画を厳格に管理する。
  • 受注生産は受注・生産日程情報を重視し、生産が正確に行われるよう管理する。

2009年10月28日水曜日

ざっくり再現 事例2

昨日のエントリーに引き続き、本日は事例2になります。

第1問(配点20点)
 ショッピングセンター内の2つの競合店に対してB社の強みを活かした差別化戦略は、具体的にはどのようなものか。80字以内で2つ答えよ。

考え:
競合店の特徴を与件から探すと第4段落に見つけることができる。。
  • ショッピングセンターは郊外にある。大型小売業がディベロッパー
  • 一つは大手チェーンのスポーツ用品店。各種スポーツのプロ志向の需要にも応える品揃え
  • 若者向けスポーツカジュアルのファッションに重点を置いた品揃え。
差別化なので、極端な考え方をすれば競合店と逆のことをやればよい。
  • プロ志向相手には、扱うスポーツの種類を絞る。具体的にはX市で人気の高まりつつあるフットサルやジョギング。そして初心者の需要に応える品揃えと情報提供、顧客対応
  • 若者へのファッション重視相手には、顧客層を絞らずに子供から高齢者までをターゲットとする。サイズや機能性など緻密な品揃えを行う

後日談:
戦略立案能力(するとどうすればよいか)が問われているのかと思い解答を考えたが、今現在、改めて題意を考えると勘違いをしている気がする。2つの競合店、それぞれに対する差別化を考えたが、どうもズレている。「ショッピングセンター内の2つの競合店」をひっくるめて1つとして考え、B社の強み(1.地域との関係の深さ、2.緻密な商品供給とサービス)から答えるべき、つまり、環境分析能力が問われていたのだろう。失敗したなあ。


第2問(配点10点)
 B社が需要拡大のために、これからターゲットとすべき顧客層とはどのようなものか。30字以内で2つ答えよ。

考え:
需要拡大という面からシンプルに考えた
  • 大学生を中心に人気の高まりつつあるフットサル競技者
  • 社会人や高齢者を中心としたジョギング、ウォーキング競技者


第3問(配点40点)
 B社は顧客の拡大と自社へのロイヤルティ(愛顧)を高めるために、新しい事業を考えている。どのような事業が考えられるか。

考え:
受験生によって提案する事業そのものは多様だろう。重要なのは「顧客の拡大」「自社へのロイヤルティ(愛顧)を高める」の2点を満たした記述を行うことが必要条件だと思われる。

「顧客の拡大」を念頭に、与件から使えそうな箇所を探す。
  • 地域の学校や団体、観光客の数も多い、都心部と直結したX駅、駅ビル、大学のサークル、草野球やママさんバレー、事務局、フットサル人気、ウォーキング、ジョギングする人の増加、ランナーたちのグループ作り、ランナーたちの悩み、
色々とみつかる。最終段落に、子供は増えない、野球人口減少、高齢者増加などの補足がある。

「自社へのロイヤルティ(愛顧)を高める」を念頭に、与件から使えそうな箇所を探す。ロイヤリティを高めるには、関係性を深めて囲い込むことだろう。
  • ボランティアの事務局、ミニコミ誌、ホームページ、ランナーたちのグループ作り、町おこし
これらから設問1と設問2を考えよう

(設問1)
 B社は自社だけで行えるサービス事業を考えている。それはどのようなものか、120字以内で答えよ。

考え:
ウォーキング関連は設問2の銭湯との共同事業で使おう。そう考え、ここでは
  • 人気の高まりつつあるフットサル競技者をターゲットに
  • リーグの事務局の運営、ミニコミ誌発行、ホームページや掲示板で情報の提供・共有
  • ネットを使うことで都心部競技者もリーグに呼び込める
こんな感じでまとめた。

(設問2)
 B社は商店街の裏通りにある銭湯との共同事業を考えている。どのようなサービス事業が考えられるか、120字以内で答えよ。

考え:
  • 増加しつつあるランナーをターゲットに
  • ロッカー、ウェア、シャワーのレンタル。若者はシャワーを使い、高齢者メインの銭湯は混雑解消。
  • B社と銭湯、共通ポイント制度の導入
  • グループ作り掲示板設置と語らいの場の提供
盛りだくさんに詰め込んでみた。ポイント制度は与件に無いし余計だったかも。


第4問(配点30点)
 B社はインターネットを使って、自社のPRだけではなく、地域内外の人々と何らかのコミュニケーションを図ろうとしている。それはどのようなものが考えられるか、150字以内で答えよ。

考え:
「自社のPRだけではなく」と言えば、地域(城下町として栄えてきたX市)のことでしょうね。で、「地域内外の人々」といえば、「観光客」「市民と全国から参加するランナーたち」が該当するのでしょう。ということで考えをまとめていくと
  • X市の歴史や文化、町おこし企画である市民マラソンに協賛し、インターネットを使って紹介する。
  • 市民マラソンは「健康」と「観光」の融合がテーマである。これにより、スポーツの価値が高まる。(B社からすれば商品価値も高まると言えよう)
  • また、観光客の増加(顧客の拡大)、地域との関係性が深まる(ロイヤリティが高まる)ことが期待できる。
こんな感じになりました。

2009年10月27日火曜日

ざっくり再現 事例1

2次試験を事例別にざっくりと振り返りたい。

再現答案を作るわけではないけれど、事例文を見て、何を・どのように考えたかを記しておくことには意味があるだろう。

ということで、さっそく事例Ⅰから。ちょっと長くなりそうです。

手順は、
  1. まず問題文を読む。「出題趣旨=問われる能力」を大まかに決める。例えば、環境分析能力が問われてる、など。問題文からまだ見ていない与件文を何となくイメージしておく。
  2. 次に事例文を読む。
  3. 問題文と事例文を往復しつつ、第1問から第5問まで順番に解答を記述していく。
といったごく普通のパターン


第1問(配点20点)
 F社を買収する以前のA社、およびA社に買収される以前のF社は、それぞれW市周辺で有力な菓子メーカーであった。和菓子、洋菓子といった取扱商品に違いがあるものの、A社とF社の強みには、どのような違いがあると考えられるか。150字以内で述べよ。

考え:
 単純に「それぞれの強みは何か」が問われているのではない。「違い」が問われているので解答の書き方に注意する必要があるよね。ということに注意して与件を読む。

 F社に関する記述は7段落目のみ。強みは「菓子職人の技術がその評判を支え」以外見当たらない。「違い」を問うくらいだから、比較対象となるA社の職人技術は低いのかを与件から探してみる。そうすると、「社外の菓子職人やコンサルへの依頼」を見つけることができた。なので、A社に対するF社の強みは、菓子職人の技術力。

 今度はA社の強みを探す必要があるよね、ということで与件を見ると、F社の弱みを見つけることができる。売り上げの落ち込み、人員整理、後継者問題、事業継続断念など、経営陣の舵取りが甘い。反対にA社の社長は成長志向が強く、押せ押せドンドンで大都市進出売り上げ増加。なのでF社に対するA社の強みは、社長の経営戦略立案能力と事業推進力。

違いの本質は 経営陣主導の事業推進力 と 現場主導の事業推進力 ということなのだろう、と考えながらまとめた。


第2問(配点20点)
 金融機関の後押しがあったにもかかわらず、当初、A社社長は、F社を傘下に収めることに対して、積極的、前向きではなかった。その理由として、どのようなことが考えられるか。F社が直面していた財務上の問題以外で考えられる点について、100字以内で述べよ。

考え:
単純に考えると、「A社社長から見て、F社と一緒になったら嫌だよねー」という点を挙げればいい。
  • W市内で店舗が重複しているからカニバリゼーションが起きる。店舗整理するとなると人員削減も必要だし、従業員のモチベーションが下がるわ。
  • 合併するのだから、組織文化の親和性問題があるよね。F社は菓子職人の力が強い組織文化だと予想できる。A社は違うのでぶつかり合う可能性がある。
  • F社はW市内に店舗併設工場が2カ所ある。A社もW市内に工場を1つ持ってるし、生産体制を考え直さないといけないよね。
ということで、収益性、生産性、組織文化、3つの視点からまとめた。ちょっと変な切り口だなあ。


第3問(配点20点)
 A社がF社を傘下に収めた結果、買収されたF社の従業員に比べて、買収したA社の従業員のモラールが著しく低下してしまった。両社の人事構成を踏まえた上で、その理由について、100字以内で述べよ。

考え:
注意すべき点は
  • 「モラールが著しく下がったのは、買収した側のA社」、
  • 問題文にある「両社の人事構成を踏まえた上」
の2つ。

両社の人事構成を与件から探し、自分が注目した点は以下
  • F社の工場1つ閉鎖 F社の菓子職人をA社の向上に配置転換
  • 売り場の統合整理 最終的にA社とF社の従業員40名程度の人員整理
これらから最終的に解答に書いたことは
  • 買収した側のA社従業員まで人員整理の対象になっていること
  • 合併にあたり、A社従業員に対して動機付けが行われていない
  • 菓子職人の影響力が強かったF社の組織文化とA社の組織文化がマッチしていない


第4問(配点20点)
 A社社長は、生産体制を見直す際に、F社出身のベテランの洋菓子職人をA社工場の責任者に任命した。こうした施策を講じることによって、どのような成果や効果を期待したと考えられるか。100字以内で述べよ。

考え:
「期待される成果や効果」が問われている。与件文から、合併前にA社が困っていたことが書いてあったな、と思い出して探す。
  • 販売体制や生産体制の整備などで新たな対応が求められた。
  • 新作菓子を生み出す生産体制の整備が課題
  • 卓越した商品開発のノウハウが備わっていたわけではなかった
これらが、F社出身のベテランの洋菓子職人をA社工場の責任者にすることで解決できるのだと解答に書けばいい。


第5問(配点20点)
 現在、A社は、地元市場の不信と、景気低迷に伴う大都市圏事業の縮小といった厳しい経営状況に直面している。急速な業績回復が期待できない中で、短期的に売り上げを増進されるための具体的施策について、中小企業診断士として助言を求められた。どのような助言に行えばよいか、150字以内で述べよ。

考え:
「短期的に売り上げが増進させる」「具体的施策」がポイントなんだろうなあ。で、かつ人事組織に絡めて描く必要がある。
短期的に売り上げ、っていうくらいだから、物を売らないとね。と言う視点で与件から使えそうな部分を探す。W市店舗、大都市店舗、物産展、ネット販売。そして最終段落「大都市のデパート・スーパーに当初から投入していた商品の売り上げに支えられ」。これはW地区産の原材料+市場やし好の違いに考慮した創作菓子である。

ということで、具体的施策は「物産展を開催する。」に決定。
理由として
  • 過去に物産展の経験
  • 創作菓子が売れている
  • W地区特産品、生産農家の知名度
  • インターネットと連携して販売
  • イベントを通じて組織文化が形成される、従業員の士気が高まる
これらを付け加えてまとめた。