2009年7月11日土曜日

KJ法の発案者 川喜田二郎先生死去

7月8日にKJ法の生みの親として有名な川喜田二郎先生が亡くなられたことを大学院の友人から聞きました。ご冥福をお祈りいたします。

KJ法は、カードを使って(ブレインストーム的に)アイデアを発散させた後、それらのカードをグループ化させながらアイデアを収束させていくという手法。
大学院のグループワークで何度か利用しましたが、ワイワイやりながら考えをまとめるにはとても便利です。

一人で考えを整理したい時にも有効ですよ。自分はエクセルを使って一人KJ法を行うことが多いです。
ただし、いきなり使うには難しいポイントがあるので、一度KJ法を良く知る人から指導を受けられると良いですね。自分は川喜田先生のお弟子さんから指導を受けました。

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エクセルを使った一人KJ法

KJ法はカードを用意するのが少々面倒ですが、エクセルを使うとセルがカード代わりになります。ドラッグで移動が簡単、便利なり。

具体的に事例を挙げると:
自分SWOTなどで、まず「強み」を洗い出したいとします。「何が強みなのだろうか」と考える際に、いきなり奇麗にまとまった言葉はでてきませんし、何より思考の範囲が小さく限定されがちです。大きく広く自由に項目を洗い出して、そこから自分の強みを見出していかないと深みが生まれません。
なのでエクセルに思いついたことを何でも気にせずバンバン記入していきます。それらをグループ化していきながらグループにラベルを付け(これが難しい)、最終的に残ったラベルが「強み」となる。こんな使い方をしています。

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