2009年7月1日水曜日

勉強したつもりになってる

以前のエントリー「学習法の修正」でこんなことを書いた。
・苦手なものを長い時間学習すると非常に疲れる。なので、1科目の一度の学習時間を短くする。30分だ。
・30分の内訳は、15分でスピ問を5問解く(アラームをセットする)。わからない単語はメモっておく。
・問題集は前からでなく、後ろの問題からから解いていく。どうしても理解が前半部分に集中しがちだからだ。
・残りの15分でわからない単語を調べる。テキストを読む。科目別見直し用ノートに絵、図を多用してポイントを書き込む。
・早く終わるならそれでよし。
・30分経ったら席を立って5分くらい軽く休憩
・別の科目で30分学習を行う これを繰り返す
で、さっそく実施しているのだが、やはり計画は計画にすぎんのだよ!
上手く行かないのです。しょんぼり。
いや、正確にはこの勉強法で上手く行く科目と、ダメな科目がある。ということがわかった。

得意な科目や基本知識は学習済みで後は要復習な科目は問題ない。この勉強法でいける。要するに2回転目以降の学習には向いてる。

だが苦手科目というか、理解度が足りない科目には全く歯が立たない。自分の具体的な例でいうと、「財務・会計」「法務」「中小企業政策」で使えない。

「財務会計」はまた少し話が違うので先に書いておく。ある程度まとまった時間を確保して根本から理解したいと太刀打ちできない特殊性がある。TACの講座などでも財務会計だけ回数(講義の時間)が他科目と比べて多いらしい。隙間学習、細切れ学習には向かないので別メニューとして考える必要があるだろう。

で、「法務」「中小企業政策」。現在、これらのスピ問を後ろの問題から前の問題に向かってやり直しているのだけれど、勉強した記憶がほとんどない。スピテキを見る限り、ペンでマークした跡などがあるから目を通してはいると思う。本当に俺がマークしたのかよコレ、って感じなのだが、使用されたペンや筆跡から考えても自分がマークしたことに間違いない。今思うに、そうとうダレていたのだろう。当時の自分の心境は、「とにかく一回転目を終わらせたかった」。理解度関係なしに、一通りやったよ!という実績、安心感が欲しかったのだ。ただ、やってはいるが、中小企業政策の後半なんて「こんなもん覚えてらんねーよ!」といった半分学習放棄な感覚で、テキストの太字部分にマークをなぞりなおす作業だけ行い、勉強した気になってた。時間をかけて安心感を手に入れたが、肝心の知識が残っていないという最悪なパターンだ。

これでは2回転目向けの学習法は使えない。この科目については再度学習法を練り直した。
45分学習法とする。

・問題集は後ろから前へ。
・今日勉強する範囲を確認するため、まずスピ問の問題・選択肢を見る(10問)。ほとんどわからなくてもとにかく見る。じっくり読まない。キーワードらしき部分を書き出す。
・テキストの該当範囲を読む。どんな問題が出ていたか問題集と往復する。テキストと問題集で理解するように努める。(ここまで20分)
・A4ノート1枚分にポイントをまとめる(これは寝る前、起きた後の見直しにも使う)(ここまで40分)
・まとめた内容を意識しながら、最後に問題を解いてみる。この段階ではパパっと解けないとあかん(ここまで45分)
・早く終わればそれでも良し。20分、40分の区切りでちょっとした休憩しても良し

昨日、今日はこのやり方でうまくいってる。
最終的には自分の診断士学習法をまとめて、来年以降の受験者が参考にできるレベルに仕上げたいなあ。

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