社会の中で新しいことを始めるには条件がある。
本格的にスタートする前から、十分な助走をしていなければならない、ということだ。「診断士試験に合格して、独立する。」
これを本格的なスタートとするならば、十分な助走とは何だろう。試験勉強して1次、2次に合格し、実習を受けることだろうか。それで助走は十分だろうか。
足りないだろうね。診断士協会に登録する資格は手に入れたけど、
- セミナーで上手く話せるか。にこやかに、臨機応変に立ちふるまうことができるか
- プレゼンのための十分な資料が作れるか。説得力のある資料は何がポイントになるか
- 執筆にあたっての技術は学んでいるか
- 問題が何なのか自分でもわかっていない相手から、情報を聞き出す技術があるか。実際に使えるか
- アンケート作成法の技術・知識はあるか
- ほかにもたくさん
実務で必要な技術が全然足りないや。やらなきゃいけないことがたくさんあるなあ。
(まず試験に合格することが大切だけれども)
たくさんあるけど、全部万遍無く手を広げるわけにはいかない。時間は有限だ。ドラッカー先生の教えに従うならば、「自分の強みを理解し、その点に集中すべき」であると。
自分の強みは何なのだろう。自分SWOTを考えて書き出したことはあるけれど、そもそも正しく自己評価できているのだろうか?
自分の場合、最初に自己分析に力を入れてみようと思う。
2 件のコメント:
はじめまして。
診断士受験生moriと申します。
私も、これまでの職歴とナレッジの分野、ヒューマンスキルの分野等、いっぱい書き出して自己評価を行っていました。
その自己評価と将来像とのギャップからTo-Doリストみたいなものを作っておりましたが、"選択と集中"を意識して現実的なものに変えようかと思います。
moriさん
コメントありがとうございます。このBlogの初コメントですよ嬉しいです。誰も見ていないのかと思ったぜ!という冗談はさておき
選択と集中はホント難しいですよね。選択というけれど、言葉を返せば捨てる分野があるということ。これが決断しにくい。集中した方が効率良いという理屈はわかるけど、欲張ってしまう。
そんな時に「やりたいことは全部やれ!」なんて全然別方向からの助言があると、余計に混乱しちゃったりして。
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