・いつまでも宿題をやらない。
・TVを見続ける。
・やると約束していた進研ゼミ小学講座をやらない。
何も今日始まったことじゃない。何回も同じことで叱っているのだ。だからこちらのイライラも募る。
「やらなければいけないことや約束したことはきちんとやりなさい」
最初は「大人として指導する」というスタンスだったはずだ。だが、子供とのやり取りの中で、子供が言い訳をする。それが余計に自分を苛立たせる。なんで素直に反省できないのだろう。
「もう、言い訳ばかりしてるんじゃないよ!」
叱るという行為が自分の中に溜まっていた色々なストレスとも結びつき、必要以上に長く、しつこく、説教してしまう。後になって自分の叱り方を反省した。そりゃ、子供にだって言い分はあるよね。でも自分は話を聞いてやらなかった。
「もう、言い訳ばかりしてるんじゃないよ!」という言葉は、「お前は言い訳をするやつだ」と同じこと。ひどいことを言ってしまったなあ。
布団に寝かしつけるときに、「さっきは言いすぎて悪かったよ。ごめんね」と謝って、落ち着いた気持ちで少し話し合った。
子供が生まれて間もないころに買った書籍を本棚から引っ張り出して久しぶりに読んでみる。
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子供は純真無垢な存在。子は親の鏡。毎日の生活での親の姿が、子供に大きな影響力を与えるのだ。
育児本を読んでいて思ったのだが
親と子の関係に限らず、上司と部下の関係にも同じことが言えるよね。
大人になると、現在までの経験や社会性が強くなるために、配慮しなければいけない事が増えるけれど、基本は親子関係に見出すことができると思うんだ。
- 励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる。
- 認めてあげれば、子供は自分が好きになる。
- 見つめてあげれば、子供はがんばりやさんになる。
- 和気あいあいとした家庭で育てば、こどもは、この世はいいところだと思えるようになる。
(子供が育つ魔法の言葉より引用)
育児本は育児本と思わずに読むと新たな発見がたくさんある。
いつもと違ったスタンスで、普段は手にしないような書籍に目を通すと新しい知見が得られるね。
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